2024.06.14 [更新/お知らせ]
訃報 ※2024年7月8日追記

映画人としてご活躍された皆様を悼みます。
謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみを申し上げます。
東京国際映画祭
 


 
※2024年7月8日追記
 
2024年7月5日
ジョン・ランドーさん 享年63
ジョン・ランドーさん
©2009 TIFF
2009年のグリーンカーペットイベントに登壇したジョン・ランドーさん(一番左)。一番右からサム・ワーシントンさん、ゾーイ・サルダナさん、シガーニー・ウィーバーさんと一緒に

プロデューサー。
1960年米ニューヨーク生まれ。『ミクロキッズ』(89)などを共同製作の後、90年代に20世紀フォックスの副社長に就任。5年半で『ダイ・ハード2』(90)や『スピード』(94)などを世に送り出しました。1997年には、第10回TIFFのオープニング作品で、アカデミー賞11部門に輝く『タイタニック』を、2009年には、第22回TIFFで「スペシャル・プレゼンテーション」上映を行い、その後全世界での興行収入が1位となった『アバター』の製作を手掛けました。2009年第22回TIFFでは来日し、六本木会場でのグリーンカーペットにも登壇されました。
 


 
2024年6月20日
ドナルド・サザーランドさん 享年88
俳優。
『特攻大作戦』(67)『M★A★S★H マッシュ』(70)『赤い影』(73)『SF/ボディ・スナッチャー』(78)『普通の人々』(80)『針の眼』(81)『ロックアップ』(89)『JFK』(91)『スペース カウボーイ』(00)『ハンガー・ゲーム』(12)『ムーンフォール』(22)など数多くの作品で様々な役柄を演じられました。息子はキーファー・サザーランドさん。
東京国際映画祭では、ドナルド・サザーランドさんがご出演の下記2作品等を上映しておりました。
第3回(1989)のインターナショナル・コンペティションにて『白く渇いた季節』(ユーザン・パルシー監督)
第6回(1993)のインターナショナル・コンペティションにて『グローリーデイズ/夢見る頃はいつも』(TIFF上映タイトル『ヤンガー・アンド・ヤンガー』)(パーシー・アドロン監督)
 


 
2024年6月18日
アヌーク・エーメさん 享年92
俳優。
1932年仏パリ生まれ。『火の接吻』(49)『モンパルナスの灯』(58)、フェデリコ・フェリーニ監督の『甘い生活』(59)『8 1/2』(63)などに出演。1966年のクロード・ルルーシュ監督『男と女』でヒロインを演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネート。1986年に第2作『男と女 II』、2019年には第3作『男と女 人生最良の日々』が制作され、2019年の第3作がアヌーク・エーメさんの遺作になりました。
 


 
2024年6月9日
久我美子さん 享年93
俳優。
1946年第一期東宝ニューフェイスに合格し、1947年の映画『四つの恋の物語』(第一話「初恋」)でデビュー。1989年には、(84年に亡くなった)夫の平田昭彦さんの遺志を継ぎ女性官房長官役で『ゴジラvsビオランテ』に出演されました。
東京国際映画祭では、久我美子さんがご出演の下記3作品等を上映しておりました。
第7回(1994)のNIPPON CINEMA WEEKにて『新・平家物語』(溝口健二監督)
第12回(1999)のニッポン・シネマ・マスターズにて『青春残酷物語』(大島渚監督)
第16回(2003)のニッポン・シネマ・クラシックにて『恋文』(田中絹代監督)
 


 
2024年5月16日
中尾 彬さん 享年81
訃報
©2002 TIFF ©2003 TIFF
2002年、2003年、2年連続『ゴジラ』でTIFFに参加した際の中尾 彬さん

俳優。
1942年千葉県木更津市生まれ。
日活第5期ニューフェイスに1962年に合格。
『月曜日のユカ』(64)、『本陣殺人事件』(75)、『伊賀忍法帖』(82)、『ミンボーの女』(91)、『アウトレイジ ビヨンド』(12)、『翔んで埼玉』(18)などに出演。
数多くのTVドラマ、バラエティ番組でも活躍されました。
1993年の『ゴジラVSメカゴジラ』から『ゴジラ』シリーズ6作品に出演。2002年の第15回TIFFの特別招待作品『ゴジラ×メカゴジラ』、2003年の第16回TIFFの特別招待作品『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作品で舞台挨拶に登壇されました。
 


 
2024年5月9日
ロジャー・コーマンさん 享年98
訃報
©2012 TIFF
第25回(2012)TIFF 特別オールナイト「コーマン魂」に登壇したロジャー・コーマンさん

映画プロデューサー、監督。
1926年デトロイト生まれ。数々の低予算映画を手掛け「B級映画の帝王」と呼ばれる。
1994年開催第7回TIFFにて、ヤングシネマ・コンペティション部門審査委員長を、2012年に開催された第25回TIFFでは、コンペティション部門審査委員長を務めていただきました。
2012年には、偉大なる功績を振り返る特別オールナイト「コーマン魂」を実施、監督作の『レッド・バロン』等が上映され、コンペティションの審査を終えたロジャー・コーマンさんも登壇しました。
 
2012年のロジャー・コーマンさん関連ニュース:
→2012/10/20 オープニングイベント・グリーンカーペット フォトレポート
→2012/10/23 コンペティション国際審査委員 公式記者会見レポート
→2012/10/28 特別オールナイト「コーマン魂」レポート
→2012/11/1 公式インタビュー
 


 
2024年4月30日
ポール・オースターさん 享年77
訃報
©1993 TIFF
第6回(1993)TIFF ヤングシネマ部門審査委員。左から、作家のポール・オースターさん、審査委員長ヴィム・ヴェンダース監督、プロデューサーのクローディー・オサールさん、俳優のレスリー・チャンさん

作家。
1985年から86年に「ニューヨーク三部作」と呼ばれる作品を発表。
1993年に開催された第6回TIFFでは、ヤングシネマ部門審査委員を務めていただきました。(審査委員長をヴィム・ヴェンダース監督、ほか3名の審査委員をプロデューサーのクローディー・オサールさん、鈴木清順監督、俳優のレスリー・チャンさんが務めました。)
1995年には、「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」を原作にした映画『スモーク』が製作され、ポール・オースターさんは脚本も担当されました。姉妹編となる『ブルー・イン・ザ・フェイス』では、ウェイン・ワンと共に監督も務めています。
 


 
2024年4月25日
ローラン・カンテ監督 享年63
映画監督。
2008年の映画『パリ20区、僕たちのクラス』で第61回カンヌ映画祭パルムドールを受賞。
 


 
2024年3月28日
ルイス・ゴセット・Jrさん 享年87
俳優。
1982年の映画『愛と青春の旅だち』でアカデミー賞助演男優賞を受賞。
 


 
2024年3月14日
寺田 農さん 享年81
訃報
©2001 TIFF
2001年9月9日に急逝した相米慎二監督追悼上映『魚影の群れ』に登壇した、(左から)映画記者の前村和夫さん、監督の榎戸耕史さん、照明監督の熊谷秀夫さん、寺田 農さん、撮影監督の篠田 昇さん、撮影監督の長沼六男さん

俳優。1942年11月7日生まれ。
数々の映画、TVドラマで活躍。
第14回(2001年)TIFFでは、特別上映された『魚影の群れ』(相米慎二監督)で登壇されました。
 


 
2024年2月16日
叶井俊太郎さん 享年56
映画プロデューサー、映画宣伝プロデューサー。
アルバトロス株式会社で『アメリ』を買い付け・宣伝を行い、興行収入16億円の大ヒット。
ファントム・フィルム、トルネード・フィルムを設立、『恐解釈 桃太郎』等の映画作品をプロデュース。
 


 
2024年1月20日
ノーマン・ジュイソン監督 享年97
訃報

©2001 TIFF
第14回(2001)TIFFにて、コンペティション国際審査委員長を務めたノーマン・ジュイソン監督(中央)とコンペティション審査委員のカトリーヌ・デュサールさん (プロデューサー・左から2番目)、ジョイ・ウォンさん(女優・右から2番目)、ダニエル・シュミット監督(右)、浜野保樹さん (映像研究者・左)

映画監督。カナダ・トロント生まれ。1967年制作の映画『夜の大捜査線』でアカデミー賞作品賞を受賞。そのほか、『屋根の上のバイオリン弾き』『月の輝く夜に』など数多くの作品を監督しました。
第14回(2001)TIFFにて、コンペティション国際審査委員長を務めていただきました。
 


 
2024年1月4日
デヴィッド・ソウルさん 享年80
俳優。
テレビドラマシリーズ「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ役で有名。
 


 
2024年1月2日
ミルクマン斉藤さん 享年60
訃報
©2003 TIFF
第16回(2003)TIFF授賞式でのミルクマン斉藤さん(中央)

映画評論家。1963年京都出身。
第16回(2003)TIFFにて、アジアの風部門の審査委員を務めていただきました。
 


 
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