2025.01.10 [更新/お知らせ]
アジア全域版アカデミー賞 「第18回アジア・フィルム・アワード」ノミネーション発表 第37回東京国際映画祭でグランプリ含む3冠受賞作品『敵』(吉田大八監督)が作品賞はじめ6部門でノミネート

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『敵』から長塚京三さん、カンヌ受賞作品から河合優実さん(『ナミビアの砂漠』)はじめ、多くの日本映画人がノミネート!
 


 
2025年3月16日(日)に香港にて開催される、アジア全域版アカデミー賞「第18回アジア・フィルム・アワード」(AFA)の各ノミネーションが、本日発表されました。
 
アジア・フィルム・アワード
 
日本からは、作品賞、監督賞、主演男優賞(長塚京三さん)、助演女優賞(瀧内公美さん)等6部門の候補として、昨年の東京国際映画祭(TIFF)でグランプリ含む3冠に輝いた吉田大八監督の『』がノミネートされたほか、カンヌ映画祭監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞し話題になった『ナミビアの砂漠』から山中瑶子監督が新人監督賞、河合優実さんが主演女優賞に、また同じく新人監督賞にはベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で上映された『HAPPYEND』の空音央監督が選ばれています。さらに助演男優賞には、37回TIFFで黒澤明賞を受賞した三宅唱監督作品『夜明けのすべて』から光石研さん、またカンヌ国際映画祭のある視点部門に選出された『ぼくのお日さま』(奥山大史監督)の池松壮亮さんがWノミネート、そして昨年のTIFFアジアの未来部門で上映された『黒の牛』(蔦哲一朗監督)、『箱男』(石井岳龍監督)がそれぞれ各賞に選ばれるなど、日本の7作品が計15部門にてノミネートされました。
 
本年は、アジア25の国と地域より30作品のノミネート(全16部門)があり、チャン・ジェヒョン監督の『破墓/パミョ』(韓国)が作品賞を含む最多11部門でノミネート。作品賞は他に、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したパヤル・カパーリヤー監督の『All We Imagine as Light』(インド他)、第37回TIFFのガラ・セレクションで上映されたグァン・フー監督作品『ブラックドッグ』(中国)、また同じく昨年のTIFFガラ・セレクションで上映され、今回9部門でノミネートされているソイ・チェン監督の『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(香港)がノミネートされ、日本の『敵』と最優秀作品賞を競います。
※全部門ノミネーションリストは下部にてご確認ください。
 
審査員長は、昨年のTIFFでマスタークラスのチケットが即日完売し、今なお高い人気を誇る、国際的に高い評価を受ける映画界の伝説的な存在で監督の、サモ・ハンさんが務め、世界から集まる他審査委員メンバーおよび200人を超える投票者である映画人とともに、今年の受賞者を決定します。
 


 
サモ・ハンさんコメント
「アジア・フィルム・アワードの審査委員長を務めるができ、大変光栄です。責任の重い役割ではありますが、仲間たちと協力しながら、アジア映画界の発展に引き続き取り組みたいと思います。」
 


 
また、先日発表の通り、AFA アンバサダーに俳優として初めて就任するディーン・フジオカさん、またユース・アンバサダーになった岡田将生さんが、他3人のアジアのスターとともに、AFAの授賞式に一緒に登壇するだけでなく、その他の関連イベントに参加し、ファンや映画好きとの交流を通じて彼らの作品やアジア映画への情熱について語る予定です。
 
AFAの授賞式は、今年も香港で開催されます。西九龍(ウエストカオルーン)文化地区の【戯曲センター(Xiqu Centre)】にて2025年3月16日(日)に開催予定です。AFAA公式YouTubeチャンネルでもライブ配信予定ですので、ぜひご視聴下さい。(youtube.com/@AsianFilmAwardsAcademy
 


 
アジア・フィルム・アワード (主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー)
2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は2013年より、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っています。
アジア・フィルム・アワード公式サイトafa-academy.com
 
第18回アジア・フィルム・アワード ノミネートリスト
※ノミネートリストPDFダウンロードはコチラ(837KB)
第18回アジア・フィルム・アワード
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