第37回東京国際映画祭ユース部門特別企画
特別講師に西川美和監督(『すばらしき世界』)を迎え、中学生を対象とした映画制作ワークショップを開催決定!
▽開催概要 ▽応募はコチラ
▽西川美和監督コメント ▽こども映画教室 土肥悦子代表コメント
2024年10月28日(月)~11月6日(水)に開催する、第37回東京国際映画祭は「映画の未来の開拓」を重要なテーマの一つとして掲げています。映画を「観る人、作る人を育てる」ことを目的としたユース部門の特別企画として、全国各地でこどもたちを対象に映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室®」と共に、8年目となる、中学生向けの映画制作ワークショップ「TIFFティーンズ映画教室2024」を夏休み期間中に実施することが決定いたしました。特別講師として『すばらしき世界』『永い言い訳』などの作品で知られる西川美和監督をお迎えし、大田区にある施設を拠点として、中学生が映画監督やプロの映画スタッフとともに本格的な映画づくりに挑戦します。
完成した作品は今年度の東京国際映画祭にてワールドプレミア上映いたします!
◆特別講師プロフィール◆
西川美和(にしかわ・みわ)監督
映画監督。1974年広島県生まれ。96年ごろよりフリーランス の助監督を経て、2003年に『蛇イチゴ』でオリジナル脚本・監督デビュー。続く長編作品に、『ゆれる』(06)、『ディア・ドクター』(09)、『夢売るふたり』(12)、『永い言い訳』(16)。佐木隆三の小説を原案とした『すばらしき世界』(2021年・主演:役所広司)は、シカゴ国際映画祭外国語映画部門観客賞、第76回毎日映画コンクール監督賞など受賞。22年より、是枝裕和監督、諏訪敦彦監督らの立ち上げた「日本版CNC設立を求める会/action4cinema」に参加。
◆コメント◆
私は映画監督を職業にしていますが、自主映画を一本も撮ったことがありません。
最初にこの仕事をするようになった時からプロの現場で、プロたちの仕事の役割分担と、プロの手順でしか映画を作った経験がないのです。ですからTIFFティーンズ映画教室の作り方を聞いて、びっくりしました。初めて会った人とチームを作って、監督になる人も決めず、みんなのアイデアを出し合って、シナリオもなく撮る。そんなやり方で映画が作れるんだろうか? 私にはさっぱり作り方がわかりません。だけど、作れたらすごいなと思います。自分自身の価値観も、大きく変わるんじゃないかとわくわくしています。大人の映画人たちが誰もやっていない映画作りに、ぜひ挑戦して、楽しんでください。8日間、お手伝いできることがあれば何でもしたいと思います。よろしくお願いします。
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©2023 TIFF
◆中学生と映画をつくるということ◆
「映画には、正解はありません。チームのみんなが「これがいい!」と出した納得解があるだけです。このとき、①大人が手出し口出ししない、ことで、こどもたちが否応なしに自ら考え、コミュニケーションをとり、決定していきます。そして、②本物の映画人に出会う、ことで、真摯なものづくりや映画人の‟映画観“を体感していきます。講師やスタッフは中学生たちを見守り、応援し、認めていきます。このことは彼ら彼女らにとって大きな自信となるでしょう。多感な中学生たちにとって、この「人とかかわらずには完成させられず」また「自分と向き合わずにはいられなくなる」映画づくりという体験は、その人生において大きな意味を持つものになると思います。
この活動は、映画づくりというキャリア教育でもあり、また、コミュニケーション能力を培うものでもあり、メディアリテラシーでもあり、なにより人間教育としてこどもたちの大きな成長の機会となるでしょう。」
(一般社団法人こども映画教室®代表 土肥悦子)
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第37回東京国際映画祭ユース部門特別企画 「TIFFティーンズ映画教室2024」開催概要
中学生×映画×東京――あなたは、どんな映画をつくりますか?
「TIFFティーンズ映画教室2024」」は、本格的な映画づくりに挑戦するワークショップです。プロの映画監督やスタッフとともに、プロット作りから撮影、編集など映画作りのすべての過程を中学生たち主体で進めていきます。そして完成作品は、今秋開催の東京国際映画祭のスクリーンでワールドプレミア上映!全国各地でこどもたちを対象に、映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室®」と共に、特別講師として『すばらしき世界』の西川美和監督を迎え、都内をロケ地に映画制作を行います。
開催日時(予定):活動時間については進捗によって予定が変更されることがございますのでご了承下さい。
2024年
8月2日(金)
9:30集合 ワークショップ10:00~17:30 ガイダンス、お話づくりワーク
8月3日(土)、5日(月)、6日(火)、7日(水)
9:45集合 ワークショップ10:00~17:30 お話づくりワーク、撮影
8月9日(金)、10日(土)
9:45集合 ワークショップ10:00~17:30 撮影、編集
8月11日(日・祝)
9:45集合 ワークショップ10:00~19:00 編集、上映
※(1)
TIFF会期中(10月28日-11月6日)
ワールドプレミア上映(日時は後日発表)※(2)(3)(4)
※(1)上映会のため、最終日8月11日(日・祝)のみ19時まで
※(2)完成作品と8日間のメインキング映像作品を上映
※(3)映画教室に参加する中学生はゲストとして参加
※(4)同時期に開催される映画教育国際シンポジウム2024(仮称)のゲストも鑑賞します。
場所:大田区施設と東急多摩川線沿線
対象:中学生 /
定員:18名
参加費:無料 /
メイキング映像を含むDVD&文集:6,000円
申込期間:
2024年6月3日(月)~7月15日(月・祝)
※応募者多数の場合は抽選となります。
※申込みは全日程参加可能な方を優先いたします。
→ 応募はコチラ
主催:公益財団法人ユニジャパン(第37回東京国際映画祭実行委員会)
共催:東京都、大田区
後援:公益財団法人大田区文化振興協会
企画運営: 一般社団法人こども映画教室®
<一般社団法人こども映画教室について>
「こどもと映画のアカルイミライ」を目指すことをミッションに、国内外で映画・映像に関するワークショップの企画・実施、文化庁の事業として学校などでのワークショップやシンポジウムを開催している。2024年に20周年を迎えた。
公式サイト:
kodomoeiga.com
お問い合わせ:「TIFFティーンズ映画教室2024」事務局
teens_meet_cinema@tiff-jp.net
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第37回東京国際映画祭ユース部門特別企画
特別講師に西川美和監督(『すばらしき世界』)を迎え、中学生を対象とした映画制作ワークショップを開催決定!
▽開催概要 ▽応募はコチラ
▽西川美和監督コメント ▽こども映画教室 土肥悦子代表コメント
2024年10月28日(月)~11月6日(水)に開催する、第37回東京国際映画祭は「映画の未来の開拓」を重要なテーマの一つとして掲げています。映画を「観る人、作る人を育てる」ことを目的としたユース部門の特別企画として、全国各地でこどもたちを対象に映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室®」と共に、8年目となる、中学生向けの映画制作ワークショップ「TIFFティーンズ映画教室2024」を夏休み期間中に実施することが決定いたしました。特別講師として『すばらしき世界』『永い言い訳』などの作品で知られる西川美和監督をお迎えし、大田区にある施設を拠点として、中学生が映画監督やプロの映画スタッフとともに本格的な映画づくりに挑戦します。
完成した作品は今年度の東京国際映画祭にてワールドプレミア上映いたします!
◆特別講師プロフィール◆
西川美和(にしかわ・みわ)監督
映画監督。1974年広島県生まれ。96年ごろよりフリーランス の助監督を経て、2003年に『蛇イチゴ』でオリジナル脚本・監督デビュー。続く長編作品に、『ゆれる』(06)、『ディア・ドクター』(09)、『夢売るふたり』(12)、『永い言い訳』(16)。佐木隆三の小説を原案とした『すばらしき世界』(2021年・主演:役所広司)は、シカゴ国際映画祭外国語映画部門観客賞、第76回毎日映画コンクール監督賞など受賞。22年より、是枝裕和監督、諏訪敦彦監督らの立ち上げた「日本版CNC設立を求める会/action4cinema」に参加。
◆コメント◆
私は映画監督を職業にしていますが、自主映画を一本も撮ったことがありません。
最初にこの仕事をするようになった時からプロの現場で、プロたちの仕事の役割分担と、プロの手順でしか映画を作った経験がないのです。ですからTIFFティーンズ映画教室の作り方を聞いて、びっくりしました。初めて会った人とチームを作って、監督になる人も決めず、みんなのアイデアを出し合って、シナリオもなく撮る。そんなやり方で映画が作れるんだろうか? 私にはさっぱり作り方がわかりません。だけど、作れたらすごいなと思います。自分自身の価値観も、大きく変わるんじゃないかとわくわくしています。大人の映画人たちが誰もやっていない映画作りに、ぜひ挑戦して、楽しんでください。8日間、お手伝いできることがあれば何でもしたいと思います。よろしくお願いします。
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©2023 TIFF
◆中学生と映画をつくるということ◆
「映画には、正解はありません。チームのみんなが「これがいい!」と出した納得解があるだけです。このとき、①大人が手出し口出ししない、ことで、こどもたちが否応なしに自ら考え、コミュニケーションをとり、決定していきます。そして、②本物の映画人に出会う、ことで、真摯なものづくりや映画人の‟映画観“を体感していきます。講師やスタッフは中学生たちを見守り、応援し、認めていきます。このことは彼ら彼女らにとって大きな自信となるでしょう。多感な中学生たちにとって、この「人とかかわらずには完成させられず」また「自分と向き合わずにはいられなくなる」映画づくりという体験は、その人生において大きな意味を持つものになると思います。
この活動は、映画づくりというキャリア教育でもあり、また、コミュニケーション能力を培うものでもあり、メディアリテラシーでもあり、なにより人間教育としてこどもたちの大きな成長の機会となるでしょう。」
(一般社団法人こども映画教室®代表 土肥悦子)
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第37回東京国際映画祭ユース部門特別企画 「TIFFティーンズ映画教室2024」開催概要
中学生×映画×東京――あなたは、どんな映画をつくりますか?
「TIFFティーンズ映画教室2024」」は、本格的な映画づくりに挑戦するワークショップです。プロの映画監督やスタッフとともに、プロット作りから撮影、編集など映画作りのすべての過程を中学生たち主体で進めていきます。そして完成作品は、今秋開催の東京国際映画祭のスクリーンでワールドプレミア上映!全国各地でこどもたちを対象に、映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「一般社団法人こども映画教室®」と共に、特別講師として『すばらしき世界』の西川美和監督を迎え、都内をロケ地に映画制作を行います。
開催日時(予定):活動時間については進捗によって予定が変更されることがございますのでご了承下さい。
2024年
8月2日(金)
9:30集合 ワークショップ10:00~17:30 ガイダンス、お話づくりワーク
8月3日(土)、5日(月)、6日(火)、7日(水)
9:45集合 ワークショップ10:00~17:30 お話づくりワーク、撮影
8月9日(金)、10日(土)
9:45集合 ワークショップ10:00~17:30 撮影、編集
8月11日(日・祝)
9:45集合 ワークショップ10:00~19:00 編集、上映
※(1)
TIFF会期中(10月28日-11月6日)
ワールドプレミア上映(日時は後日発表)※(2)(3)(4)
※(1)上映会のため、最終日8月11日(日・祝)のみ19時まで
※(2)完成作品と8日間のメインキング映像作品を上映
※(3)映画教室に参加する中学生はゲストとして参加
※(4)同時期に開催される映画教育国際シンポジウム2024(仮称)のゲストも鑑賞します。
場所:大田区施設と東急多摩川線沿線
対象:中学生 /
定員:18名
参加費:無料 /
メイキング映像を含むDVD&文集:6,000円
申込期間:
2024年6月3日(月)~7月15日(月・祝)
※応募者多数の場合は抽選となります。
※申込みは全日程参加可能な方を優先いたします。
→ 応募はコチラ
主催:公益財団法人ユニジャパン(第37回東京国際映画祭実行委員会)
共催:東京都、大田区
後援:公益財団法人大田区文化振興協会
企画運営: 一般社団法人こども映画教室®
<一般社団法人こども映画教室について>
「こどもと映画のアカルイミライ」を目指すことをミッションに、国内外で映画・映像に関するワークショップの企画・実施、文化庁の事業として学校などでのワークショップやシンポジウムを開催している。2024年に20周年を迎えた。
公式サイト:
kodomoeiga.com
お問い合わせ:「TIFFティーンズ映画教室2024」事務局
teens_meet_cinema@tiff-jp.net
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