エシカル・フィルム賞は、映画を通して環境、貧困、差別といった社会課題への意識や多様性への理解を広げることを目的として昨年新設されました。本年度エントリーされた新作の中から「人や社会・環境を思いやる考え方・行動」という「エシカル」の理念に照らしてノミネートした3作品の中から、受賞1作品を選出します。
審査委員会
審査委員長:齊藤 工(俳優・映画監督)
齊藤 工 コメント
ありがとうございます。
“エシカル”と言う言葉を調べてみると「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」との事でした。そんな現代のエシカルに多少の窮屈さも感じると共に、映画の歴史を振り返ると、まさにこうやって各時代時代で作品を受け取る人達が、形の無い映画的倫理観を形成して未来に繋げて来たのも事実だと思います。映画はエンターテインメント。毎年観客として足繁く通っているTIFFに、今回も肩肘張らず、一観客として映画の未来との出逢いを愉しみにしております。
プロフィール
『昼顔』『シン・ウルトラマン』など、話題作へ多数出演。配信中のNetflix「極悪女王」、10月よりTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」に出演する。
映像制作にも積極的に携わり、初長編監督作『blank13』(18年) では 国内外の映画祭で8冠を獲得。昨年は最新作『スイート・マイホーム』も公開され、今冬公開予定のドキュメンタリー映画『大きな家』(24年)やダニー・トレホら出演のハリウッド映画『When I was a human』(公開日未定)ではプロデューサーを務めている。また、被災地や途上国での移動映画館cinéma bird主宰、Mini Theater Park、撮影現場での託児所プロジェクト、白黒写真家など、活動は多岐にわたる。
審査委員:第37回東京国際映画祭 学生応援団
佐々木湧人(筑波大学大学院1年)、縄井 琳(国際基督教大学大学院1年)、河野はな(慶應大学3年)
本年度ノミネート作品(3作品)
第37回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門出品
『
ダホメ』
Dahomey (ベナン/フランス/セネガル)
2024/68min/English, French, Fon
監督:マティ・ディオップ
西アフリカのベナン共和国にかつて存在したダホメ王国から、フランスに接収された美術品が返還される過程を追い、植民地主義について考察するドキュメンタリー。ベルリン映画祭金熊賞受賞。
第37回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門出品
『
ダイレクト・アクション』
Direct Action (ドイツ/フランス)
2024/212min/French, English, Arabic
監督:ギヨーム・カイヨー、ベン・ラッセル
フランスで最も注目を集める過激な環境保護活動家たちのコミュニティと、その周辺の人々を記録したドキュメンタリー。ベルリン映画祭エンカウンター部門で最優秀作品賞を受賞した。
第37回東京国際映画祭 アニメーション部門出品
『
Flow』
Flow (ラトビア/フランス/ベルギー)
©Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
2024/85min/No dialogue
監督:ギンツ・ジルバロディス
本年度アヌシー国際アニメーション映画祭審査員賞、観客賞ほか4冠受賞!一匹の猫が見つめる洪水に見舞われた世界を、圧倒的なスケールと臨場感で描き出す。
エシカル・フィルム賞 受賞作品発表・授賞式・トークセッション:
日程:11月5日(火)13時30分―15時(13時受付開始)*予定
会場:東京ミッドタウン日比谷 1F LEXUS MEETS…
⇒アクセス
出席者:齊藤 工(審査委員長)、学生応援団(審査委員)
受賞作品発表・授賞式に引き続き、審査委員長の齊藤 工さんが登壇するトークセッションを実施します。
*一般観覧は、事前に当選通知をお送りした方のみ可能です。一般来場者の方の当日の入場はできませんのでご注意ください。
*トークセッション会場ではノミネート3作品『ダホメ』『ダイレクト・アクション』(以上ワールド・フォーカス部門)『Flow』(アニメーション部門)の上映はありません。ノミネート作品の鑑賞をご希望の方は、作品の上映スケジュールを確認の上、一般上映で鑑賞ください。
応募要項
募集人数:20名様(応募多数の場合は抽選)
募集期間:
9月25日(水)~10月10日(木)23:59まで
・10月15日(火)(予定)メールにて、当選者のみに当選通知をご案内いたします。
*応募期間は終了しました。多数のご応募ありがとうございました。
協力:
エシカル・フィルム賞は、映画を通して環境、貧困、差別といった社会課題への意識や多様性への理解を広げることを目的として昨年新設されました。本年度エントリーされた新作の中から「人や社会・環境を思いやる考え方・行動」という「エシカル」の理念に照らしてノミネートした3作品の中から、受賞1作品を選出します。
審査委員会
審査委員長:齊藤 工(俳優・映画監督)
齊藤 工 コメント
ありがとうございます。
“エシカル”と言う言葉を調べてみると「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」との事でした。そんな現代のエシカルに多少の窮屈さも感じると共に、映画の歴史を振り返ると、まさにこうやって各時代時代で作品を受け取る人達が、形の無い映画的倫理観を形成して未来に繋げて来たのも事実だと思います。映画はエンターテインメント。毎年観客として足繁く通っているTIFFに、今回も肩肘張らず、一観客として映画の未来との出逢いを愉しみにしております。
プロフィール
『昼顔』『シン・ウルトラマン』など、話題作へ多数出演。配信中のNetflix「極悪女王」、10月よりTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」に出演する。
映像制作にも積極的に携わり、初長編監督作『blank13』(18年) では 国内外の映画祭で8冠を獲得。昨年は最新作『スイート・マイホーム』も公開され、今冬公開予定のドキュメンタリー映画『大きな家』(24年)やダニー・トレホら出演のハリウッド映画『When I was a human』(公開日未定)ではプロデューサーを務めている。また、被災地や途上国での移動映画館cinéma bird主宰、Mini Theater Park、撮影現場での託児所プロジェクト、白黒写真家など、活動は多岐にわたる。
審査委員:第37回東京国際映画祭 学生応援団
佐々木湧人(筑波大学大学院1年)、縄井 琳(国際基督教大学大学院1年)、河野はな(慶應大学3年)
本年度ノミネート作品(3作品)
第37回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門出品
『
ダホメ』
Dahomey (ベナン/フランス/セネガル)
2024/68min/English, French, Fon
監督:マティ・ディオップ
西アフリカのベナン共和国にかつて存在したダホメ王国から、フランスに接収された美術品が返還される過程を追い、植民地主義について考察するドキュメンタリー。ベルリン映画祭金熊賞受賞。
第37回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門出品
『
ダイレクト・アクション』
Direct Action (ドイツ/フランス)
2024/212min/French, English, Arabic
監督:ギヨーム・カイヨー、ベン・ラッセル
フランスで最も注目を集める過激な環境保護活動家たちのコミュニティと、その周辺の人々を記録したドキュメンタリー。ベルリン映画祭エンカウンター部門で最優秀作品賞を受賞した。
第37回東京国際映画祭 アニメーション部門出品
『
Flow』
Flow (ラトビア/フランス/ベルギー)
©Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
2024/85min/No dialogue
監督:ギンツ・ジルバロディス
本年度アヌシー国際アニメーション映画祭審査員賞、観客賞ほか4冠受賞!一匹の猫が見つめる洪水に見舞われた世界を、圧倒的なスケールと臨場感で描き出す。
エシカル・フィルム賞 受賞作品発表・授賞式・トークセッション:
日程:11月5日(火)13時30分―15時(13時受付開始)*予定
会場:東京ミッドタウン日比谷 1F LEXUS MEETS…
⇒アクセス
出席者:齊藤 工(審査委員長)、学生応援団(審査委員)
受賞作品発表・授賞式に引き続き、審査委員長の齊藤 工さんが登壇するトークセッションを実施します。
*一般観覧は、事前に当選通知をお送りした方のみ可能です。一般来場者の方の当日の入場はできませんのでご注意ください。
*トークセッション会場ではノミネート3作品『ダホメ』『ダイレクト・アクション』(以上ワールド・フォーカス部門)『Flow』(アニメーション部門)の上映はありません。ノミネート作品の鑑賞をご希望の方は、作品の上映スケジュールを確認の上、一般上映で鑑賞ください。
応募要項
募集人数:20名様(応募多数の場合は抽選)
募集期間:
9月25日(水)~10月10日(木)23:59まで
・10月15日(火)(予定)メールにて、当選者のみに当選通知をご案内いたします。
*応募期間は終了しました。多数のご応募ありがとうございました。
協力: